2013年08月01日

文化伝承の時間 〜千国の庄史料館〜

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この建物、なんと、平成5年まで民家として使用されていたそうだよ。家主が建替えを決めた際、小谷村がここへ移築。平成6年に史料館として開館したそう。茅屋根の家は高く作ることが難しく、一階建てが一般的。こちらのように、二階があるのは、贅沢な造りなんだとか。明り取りのためにも、屋根部分に空間が必要なところに、無理に二階を造るため、二階の天井が低いんだって。 2.gif
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4.gif 『塩倉』は、塩で釘が錆びてしまうので、釘を一切使わず建てられたんだって。倉内の高い床の下には、塩から出る『にがり』を貯める受けが。このにがり、お豆腐屋さんが買って、使っていたそうだよ。 
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千国番所では、『運上銭』いわゆる関税の取立てが行われたんだって。松本藩から役人が2名、地元からも1名が任命され、これにあたり、地元の者については、「確かな者(信頼のおける者)」を任命するようにとのお達しがあったそう。 6.gif
 
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8.gifこの秤を用いて、荷を量り、その重さに応じて運上銭が決められていたんだって。江戸時代、塩ほど高価なものはないと言われていたそう。塩を作ることが出来ない松本藩は、塩の『運上銭』の取立てを現物で行い、また、塩を運んだ歩荷たちの駄賃も塩だったんだよ。

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戦国時代、武田氏に塩を供給していた今川氏が塩止めを行った。人は塩分がなければ生きていけない。見かねた上杉謙信は、武田信玄方に塩を送った。敵対国であるにもかかわらず、援助の手を差し伸べた謙信の行為は高く評価され、「敵に塩を送る」という言葉が生まれた。有名なこの逸話には補足があるそうで、実は、「戦をしている相手ではなく、民・百姓に」との約束で、塩を送ったのだとか。
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千国の庄史料館・千国番所0261-82-2536
開館時間 9:00〜16:30
休 館 日 火(冬期休館)
入 館 料 一般300円
小・中学生100円 
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posted by 編集室 at 16:04| 長野 ☀| 2006年夏の特別号 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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